11月の柔道の国際大会「グランドスラム大阪」の女子78キロ超級で優勝し、東京五輪の柔道代表に内定した環太平洋大1年の素根輝(あきら)選手(19)が9日、岡山市東区の同大キャンパスで記者会見。「ほっとした気持ちだが、代表には責任と覚悟がいる。本番では自分を信じて戦う」と話し、目標には改めて金メダルを挙げた。

 グランドスラム大阪で、素根選手は順調に勝ち上がった。決勝の相手は、8月の世界選手権に続き、リオデジャネイロ五輪銀メダルのオルティス選手(キューバ)。前回は反則勝ちだったが、今回は延長にもつれ込んだ末に、力強い組み手で得意の大内刈りを決め、優勢勝ちで優勝を決めた。素根選手はこの日、「投げて勝てたことが大きい。組み手を徹底して相手の心が折れたところで投げられた」と振り返った。

 会見には、同大女子柔道部の古賀稔彦総監督(52)も同席。「素根選手の良さは組み手を妥協しないこと。今の柔道を貫くことで東京五輪での金メダルに近づく」と期待を寄せた。