子どもたちにパラリンピックの陸上競技の楽しさを感じてもらうイベントが7日、横浜市栄区の公田小学校であった。4~6年生の約150人が参加し、五輪の400メートルリレー・メダリスト、塚原直貴選手や、2004年アテネから3大会連続でパラリンピックの射撃種目に出場した元日本代表の田口亜希さんらが講師として参加した。児童たちは義足や車いすを使ったパラ陸上の体験とともに、食事の大切さを学んだ。

 イベントは食品大手の「明治」が主催し、朝日新聞社が共催。イベントでは、義肢装具士の指導を受けながら義足を着用して歩いたり、視覚障害があるランナーの安全を守る「ガイドロープ」を使った伴走者体験をしたりした。

 同校は今年度、オリンピック・パラリンピック教育推進校として活動しており、田中磨理子校長は「楽しく経験することで、共生社会を実現する一助になってくれたら」と話す。選手と握手をしたという山内颯真くん(10)は、「義足をはいてジャンプするのは難しかった。メダルを取るのはすごい」と目を輝かせた。学校でボッチャをやり、パラリンピックに興味を持ったという岩野美海さん(9)は「車いすのタイヤが重かったが、みんなで体験できて楽しかった」と話した。(林知聡)