ラグビーW杯で4トライを挙げた日本代表ウィング福岡堅樹(27)=パナソニック=が2日、20年東京五輪での“ダブルフェラーリ”再結成に期待を込めた。7人制参戦に興味を示しているウィング松島幸太朗(26)=サントリー=に「来てほしい」とラブコール。自身も来年1月12日のトップリーグ開幕に照準を合わせながら、切り替え時期を模索していく。

 W杯で15人制代表に区切りをつけた福岡が、7人制での松島待望論を唱えた。この日から本格始動したパナソニックの宮崎合宿で取材対応。自身も参戦の準備を進める東京五輪に「もちろん来てほしい」ときっぱり。松島は7人制経験がほとんどないが「できます。あいつなら大丈夫。あれだけの身体能力があれば問題ない」と太鼓判を押した。

 W杯では開幕戦でハットトリックを達成した松島に対し、福岡も3戦連続トライと、いずれも日本代表初の快挙を達成した。世界では小柄ながらスピード、ステップで勝負する姿はともにフェラーリと称された。日本ラグビー全体の盛り上がりを継続させる意味でも「15人制でこれだけ注目を浴びたからこそ、僕たちが少しでもそこに携わることで、また7人制も注目してもらえると思う。そういうところで貢献できたらいいかな」と考えている。リオデジャネイロ五輪4位メンバーで「世界の7人」に選ばれたW杯メンバーのレメキ・ロマノ・ラヴァ(30)=ホンダ=にも「また一緒にやりたい」と呼びかけた。

 前回はメダリストとの扱いの差を痛感させられた。悔しさから「出るからには、色はともかくメダル」と強く意気込む。15人制からの移行時期は協会サイドとも相談中。15年W杯後にリオ五輪に出場した経験から大がかりな肉体改造は不要で「多少絞るけど7人制の練習をやっていく中で体ができる」と半年程度で徐々に慣らしていく考え。当面はチームで活動し、TLにも出場する可能性はある。