第1回みなみあそ復興マラソン大会が1日、熊本県南阿蘇村で開かれた。同村久石のあそ望の郷くぎのをスタート・ゴール地点にしたハーフマラソン(21・0975キロ)と3キロの種目に、計1300人あまりが出場し、阿蘇五岳を見晴らすコースを駆けた。

 熊本地震から復興に向かう村の大きな一歩にしようと、村などでつくる実行委員会が初めて企画。ハーフマラソンには県内や九州各県から840人あまりがエントリー。教員仲間を誘って参加した大津町の坂上智司さん(38)は「景色を満喫しながら気持ちよく走りたい」と出走前に話していた。

 一方、3キロのレースには家族連れや村の子どもたちも多く参加した。熊本市中央区の小学3年本庄航大君(8)は父に誘われ、母、兄、姉も加えた家族5人で参加。小学生男子の9位でゴールし、「きつかったけど、完走できてうれしい」。遅れてゆっくりゴールした父の会社員本庄秀臣さん(51)は「いい家族の時間を過ごせました」と話していた。(後藤たづ子)