サッカーJ2の大宮アルディージャ(リーグ戦3位)は1日、J1参入プレーオフ1回戦で、モンテディオ山形(同6位)とNACK5スタジアム大宮で対戦し、0―2で敗れた。3シーズンぶりのJ1復帰はかなわず、今季を終えた。選手やサポーターに悔しさが広がった。

 プレーオフはトーナメント方式で行われ、ルール上、シーズン上位の大宮は、引き分け以上で2回戦に進むことができた。一方の山形は、勝利が2回戦進出の条件だった。大宮は、山形の選手の素早いプレッシャーに苦戦し、後半に2失点。得点機をつくり、相手を上回る6本のシュートを放ったが、決めきれなかった。昨年と同様、ホームのプレーオフ1回戦で敗れる結果となった。

 会場を訪れた1万人超の観衆からは「来年頑張ろう」とねぎらいの言葉がかけられ、拍手が起きた一方、「また繰り返すのか」と厳しい声も。熊谷市のサポーター岡田安恵さん(51)は「勢いが足りず、ふがいない結果。来年も昇格を目指してほしい」と来季に期待した。

 高木琢也監督(52)は「ホームの地の利が生かせなかったのは自分の責任。サポーターに申し訳ない」。主将のFW大前元紀選手(29)は「無理をしないという雰囲気がチームに多少なりともあった。もっと積極的にプレーができたはず」と悔やんだ。(山口啓太)