アメリカンフットボールの悪質タックル問題で公式試合出場資格停止処分を受けた日大が1日、関東大学1部下部リーグのビッグ8最終戦で桜美林大を下し、7戦全勝。上位のトップ8昇格を決めた。

 傷害容疑で書類送検され不起訴処分となったDL宮川は復帰戦となった前戦に続いて先発出場。渾身(こんしん)のブロックで走路をあけ、WR林裕のキックオフリターンタッチダウンをお膳立てするなど活躍し、学生最後の公式戦を笑顔で終えた。

 涙がなかった理由について「自分が泣く立場にない。チームをこういう状況に陥らせてしまったのは自分」と宮川。「僕にフットボールをやる資格はない」と言いながら、チームを思い、再建に向けて復帰したことについて「責任を果たし終えることはない。でもその決断は間違っていなかったと思う」と語った。