卓球女子の平野美宇(19)=日本生命=が心強い援軍を得た。26日、ファッションブランド「ジェラートピケ」などを手がけるマッシュホールディングス(HD)とライフスタイルパートナー契約を結び、都内の同社で会見。ファッションやメークなど“美のプロ”からサポートを受けながら、代表入りへラストスパートを懸けている東京五輪で輝きを放つことを宣言した。

 トップアスリートだって美しくかわいくなりたい-。そんな新常識の旗頭となるべく、平野が“美のエキスパート”と画期的なタッグを組んだ。早速、会見ではその道のプロにメークと洋服のコーディネートをしてもらい、黒いシースルーのワンピース姿で登場。「ドレスを着ることが少ないのですごく新鮮」と大人っぽい自身の姿に胸をときめかせた。

 アパレル界で急成長しているマッシュホールディングスがスポーツ選手を支援するのは初めてだが、トップアスリートは社会で活躍する健康的で美しい女性の象徴で必然的なタッグ結成だったという。今後は競技以外での美容全般をバックアップしてもらうことになり、平野は「よくファッションがダサいと言われていたので、今日みたいに教えてもらってオシャレになりたい」と目を輝かせた。

 普段はほとんどユニホーム姿だが、表彰パーティーなどではドレスアップする機会もある。「普段アクセサリーをつけることは少ないが、今日つけてかわいいと思ったし、メークはファッションに合わせてすることが大事なんだなと」。来年4月には20歳の誕生日を迎えるだけに、大人の女性としてもステップアップ中だ。

 ただ、年末まではなりふり構っていられない。東京五輪シングルス代表残り1枠を石川佳純(全農)と僅差で争っており、来月の残り2大会で決着する。「今が一番大事なとき。まずは東京五輪に行けるように、やり切ったと思える状態で試合に臨みたい」。晴れの舞台に立つためには、泥くさく死力を尽くすしかない。