大相撲とアマチュアの力士の取組で知られる愛媛県西予市野村町の「乙亥(おとい)大相撲」が26日初日を迎えた。大相撲初場所で優勝し、九州場所も勝ち越した玉鷲関(片男波部屋)ら現役力士14人と野村町出身の片男波親方(元関脇玉春日)、実業団や大学、高校の力士らが参加。土俵も地域も来場者で盛り上がった。

 初日は大相撲の幕下以下の力士12人と県内外のアマチュアが交代で対戦。高校生が三段目の力士に勝ったり大相撲の力士が豪快に投げられたりすると、大きな拍手が送られた。

 江戸末期から火よけ祈願で始まり、戦後は地域行事に衣替えして続く。今回で168回目。昨夏の西日本豪雨で常設会場の乙亥会館が被災し、昨年と今年は野村公会堂で開催。管家一夫市長はこの日の主催者あいさつで「復興へ歩んでいる。来年は乙亥会館でこれまで通り開催する」と述べた。

 27日の最終日は会場周辺で力士と子どものパレードなどがあり、土俵は「末三役」の取組で締める。(亀岡龍太)