大相撲九州場所で43度目の優勝を果たした横綱白鵬が立ち合いで見せる張り手やかちあげについて、横綱審議委員会が25日、苦言を呈し、日本相撲協会に指導するよう要望した。

 ともに禁じ手ではないが、矢野弘典委員長は「やりすぎなんじゃないか。横綱の振る舞いとして見苦しい、と(委員の)ほとんど全員から意見が出た。史上最高の実力者と言っていいが、『名横綱』と後世に言われる存在になってほしい」と話した。

 横綱本人に伝えるのか、という質問に対し、協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「特にそういうことは何も出ていません」とした上で、「張り手やかちあげの隙を突くとか、対戦する方ももっと気迫をもってやってほしい」と話した。

 横審は2年前にも白鵬のかちあげなどに苦言を呈している。