卓球の国際大会「T2ダイヤモンド」第2戦は24日、シンガポールで男女シングルス決勝までが行われた。

 女子は世界ランク7位の伊藤美誠(19)=スターツ=が日本勢初の準優勝を果たした。準決勝で20位の田志希(韓国)に4―1で勝利。決勝では3位の孫穎莎(中国)にフルゲームで惜しくも敗れた。日本勢はT2ダイヤモンド第1戦では加藤美優(日本ペイントホールディングス)の4位が最高だった。

 同学年のライバルとの試合は、またも「あと1点」が壁となった。2ゲームを連取されたが追いつき、ゲームカウント2―2の第5ゲームから24分経過後に始まるゲームが5点先取制となる特別ルールが適用。ジュースなしで5点勝負の緊迫した試合展開の中、第7ゲームはサービスエースで4―3と先にマッチポイントを握った。だが、4―4と追いつかれると、最後はクロスへのスマッシュで勝負をかけたが、惜しくも外れた。

 伊藤は試合後の場内インタビューで「この大会、絶好調ではない中で決勝戦まで来て、孫選手と0―2で負けてたんですけど追いつくことができて。でも最後の最後で負けてしまったので、そこは実力差かなと思います」と受け止めた。

 孫穎莎とは、これで国際大会4連続での対戦となった。10月のスウェーデンOP準決勝では勝利したものの、ドイツOP決勝、W杯団体戦決勝、今大会決勝と3連敗。いずれも競った内容で、W杯団体戦では10―7で先にマッチポイントを握ってからの逆転負けだった。伊藤は高いレベルで切磋琢磨(せっさたくま)する相手に対し「今年に入ってたくさん試合をさせてもらって、でも負けてる回数の方が多いので、来年しっかり勝つ回数の方が多いように頑張っていきたい」と意気込んだ。