逆転優勝を信じ、約5万8千の観客が最後まで声援を送った。浦和レッズは24日、ホーム埼玉スタジアムでアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦を戦い、アルヒラル(サウジアラビア)に0―2で敗れた。0―1だったアウェーでの結果と合わせて0―3となり、2年ぶり3回目の優勝はならなかった。

 アウェーではシュート2本に抑え込まれた浦和。逆転優勝には勝利が絶対条件のチームを鼓舞しようと、スタジアムは赤で埋め尽くされた。

 試合は前半から浦和がやや押される展開。相手の素早いドリブルにサイドを抜かれる場面が目立ったものの、スコアレスで折り返した。草加市の大学生河井悠喜さん(19)は「決定機はあった。しっかり点を決めれば勝てる」。

 だが、後半もアルヒラルの攻勢が続き、浦和は自陣で耐える時間が長くなる。GK西川周作選手の好セーブなどでチャンスを待ったが、後半29分に先制を許すと終了間際にも追加点を奪われ、スタジアムは静まりかえった。毛呂山町の会社員落合和範さん(49)は「残念だが実力差を感じた。気を取り直してJ1の残りの試合を戦ってほしい」と話した。(宮脇稜平、吉岡資)