日本フットボールリーグのFC今治のJ3昇格を祝って、西条まつり(愛媛県西条市)で飯積神社に奉納する野口太鼓台が24日、今治市の「ありがとうサービス.夢スタジアム」前で、かき上げと差し上げを披露した。160人以上のかき手が掛け声とともに太鼓台を頭上に高く掲げると、観衆から歓声が上がった。

 吹揚神社(今治市)のみこしを担ぐ「今壱会」と野口太鼓台の間で以前から交流があり、J3昇格を決めたFC今治を盛り上げようと実現した。野口太鼓台は23、24の両日、今治市内を巡行。同太鼓台の150年余りの歴史の中で、地元を離れて巡行するのは初めてという。

 太鼓台には「祝J3昇格おめでとう!」と垂れ幕が掲げられた。夢スタ前ではFC今治の岡田武史オーナーも太鼓台の上に乗った。岡田氏は「東予全体をホームとして考えており、FC今治としてもいろんな交流をしていきたい」とあいさつ。野口太鼓台総代の戸田浩史さん(75)は「広域で交流をしていく一つの懸け橋となる意義があったと思う」と話した。(柳川迅)