新潟県十日町市で23日、「きものの祭典in十日町」が開かれ、東京五輪・パラリンピックに参加する213の国・地域のイメージを着物で表現した「KIMONOプロジェクト」で制作された着物20着が披露された。県内で開催中の第34回国民文化祭・にいがた2019の一コマだ。

 プロジェクトは全国の着物・絹織物産地や150人の作家らが「日本でできる至高のおもてなし」をめざして6年前から取り組んでおり、すでに173の着物が完成した。国内有数の着物産地の同市ではクロアチアやイエメンが制作され、クウェートが制作中だ。

 この日は、十日町総合高校の生徒が同市の着物産業について発表し、生徒たちをモデルに市内産の着物ショーもあった。民族衣裳文化普及協会(本部・東京都中央区)の人たちは、皇位継承をめぐる一連の皇室行事で話題を呼んだ十二ひとえの着付けを披露し、音楽に合わせて振り袖や留め袖を1人で着てみせるパフォーマンスも演じた。(松本英仁)