フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終第6戦のNHK杯が22日、北海道の真駒内セキスイハイムアイスアリーナで開幕する。自身5度目のGPファイナル優勝を目指す羽生結弦(ANA)やGPファイナル連覇を狙う紀平梨花(関大ク)らが出場する。21日は公式練習があった。

 今季のGPシリーズ2勝目を狙う羽生は、21日の公式練習でフリーの曲「Origin(オリジン)」をかけて演技を確認した。スピンやステップは省いたが、4回転ループ、サルコーなど七つのジャンプ要素はすべて跳び、氷の感覚を確かめた。

 22日のショートプログラム(SP)は11番滑走。前回出場したスケートカナダでは、フリーとSPとの合計で322・59点と自己最高の得点を挙げた。昨季の世界選手権を制したネーサン・チェン(米国)が持つ323・42点の世界最高得点更新への期待も高まるが、本人は冷静だ。

 「ルールも変わっているし、昨季の得点と比べても仕方がない。昨季は昨季。ただ、今季、一番得点を出しているのは僕だという自信はある。練習してきたことが実を結ぶようにしたい」と羽生。3年ぶりの札幌で、成熟した演技を披露するつもりでいる。

 女子の紀平はNHK杯で表彰台に上がれば、GPファイナル進出が決まる。フリーでは国際スケート連盟(ISU)公認試合で日本女子シニア勢初となる4回転ジャンプに挑戦する可能性が高い。