19日、キリンチャレンジカップのベネズエラ戦が吹田スタジアムで行われ、日本代表は1対4で敗戦。ホームで大量失点を喫し、12月開催のE-1選手権に向けて、不安を残す仕上がりとなった。

14日のW杯二次予選キルギス戦から、4人を変更して臨んだ日本。スタメンはGK川島永嗣。最終ラインは右から室屋成、植田直通、畠中槙之輔、佐々木翔。ダブルボランチに柴崎岳と橋本拳人。右に原口元気、左に中島翔哉。2トップに鈴木武蔵と浅野拓磨が入る、4-4-2でスタートした。

先制したのはベネズエラ。前半8分、ソテルドが左サイドでドリブルを仕掛け、室屋を個人技でかわしてクロスをあげると、ロンドンが佐々木のマークをものともせずヘディングシュートを叩き込み、アウェイのベネズエラがリードを奪った。

前半22分には、コーナーキックから佐々木がダイビングヘッドを放つが、GKファリニェスの正面を突く。決定的な場面だったが、相手GKの好守に阻まれてしまった。

前半30分には、ベネズエラがパスを回して日本の守備を突破すると、マチスのクロスにロンドンが合わせて2点目。リードを広げる。

前半33分にも、ベネズエラが鮮やかなパスワークを披露し、左サイドからのクロスをエレラが頭で折り返し、ロンドンが右足で合わせて3点目。ロンドンにハットトリックを記録されてしまった。

3点リードしても、ベネズエラの勢いは止まらない。前半38分には日本が中盤でボールを奪われると、右サイドを崩され、ソテルドに左足で流し込まれて4点目を献上する。

後半に入ると、鈴木と植田に替えて古橋亨梧と三浦弦太を投入。前線と最終ラインの選手を替え、攻守にテコ入れを図る。

後半1分に浅野、古橋が絡んでチャンスを作り、中島がシュートを打つが、GKの正面。後半10分にも中島が右サイドからのクロスに合わせるが、GKに防がれてしまった。

後半19分には、ペナルティエリアの外から浅野が右足を一閃。強烈なシュートを放ったが、わずかにゴール右に外れた。直後の20分、浅野、橋本に替えて、永井謙佑、山口蛍を投入。直後の21分には右サイドを抜け出した室屋がシュートを打つ。強烈な弾道だったが、これもGK正面を突いた。

ようやく一矢報いたのは後半24分。永井が左サイドでボールを受けると、中央の山口へグラウンダーのパスを送る。これを山口が右足でダイレクトシュート。DFの足に当たったボールはゴールに吸い込まれていった。

追い上げたい日本は後半37分、原口を下げて、井手口陽介を投入する。その後も永井、中島、古橋を中心にゴールに迫るが、追加点を奪うことはできず。1対4で試合終了の笛が鳴った。

試合後、森保一監督は「多くのサポーターの期待に応えられずに残念。前半はエンジンがかからず、思ったようなゲーム展開にならなかった」と振り返った。

日本代表の次戦はE-1選手権初戦。12月10日に中国と戦う。