先のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会に日本代表として出場したバル・アサエリ愛選手(30)が18日、母校の正智深谷高校(加藤慎也校長)を訪れ、体育館に集まった約1300人の後輩たちにW杯の結果を報告した。

 トンガ出身のバル選手は15歳で来日。正智深谷高、埼玉工業大学を経て、現在はパナソニック・ワイルドナイツに所属する。W杯ではスクラム最前列のプロップとして全5試合に出場した。バル選手は「チーム皆でハードトレーニングしたおかげで目標を達成できた」と普段の努力の大切さを強調、「正智深谷が迎えてくれなかったら今の僕はない」と母校への感謝の言葉も述べた。

 生徒を代表してバル選手に花束を贈った、ラグビー部主将の田中敦也さん(3年)は「大学でもラグビーを続け、縦の突破ができる先輩のような選手になりたい」と話した。(坂井俊彦)