第99回全国高校ラグビー大会の東京都予選決勝が17日、港区の秩父宮ラグビー場であった。第1地区は東京が22―0で早稲田実に完勝し、第2地区は本郷が国学院久我山を24―21で振り切った。東京は96回大会以来の13回目、本郷は2大会連続11回目の全国大会出場。全国大会は12月27日に大阪府東大阪市の花園ラグビー場で開幕する。

 第1地区では、東京が前半12分、味方がキックしたボールを主将の右ウィング熊田力丸が確保して先制トライを挙げるなど12―0で折り返し。後半、さらに1トライを加え、26分には、早稲田実の反則で得たラインアウトからフォワード陣がゴール前でモール、ラックを重ね、ナンバーエイト牧野奏のトライで試合を決定づけた。

 堅いディフェンスも光った。終始、素早く前に出る防御で反撃を封じ、2年連続の花園を狙う早稲田実に主導権を与えなかった。熊田主将は「自分たちはチャレンジャー。思い切りやるだけだった」。森秀胤監督は「全国大会に向けて、うちの強みの防御を伸ばしたい」と話した。