14日、FIFAカタールW杯アジア二次予選のキルギス戦がアウェイで行われ、日本代表は難敵相手に2対0で勝利。開幕から4連勝を記録し、二次予選突破に大きく前進した。

開幕から3連勝11得点、無失点で首位に立つ日本と、2勝1敗で2位につけるキルギス。1位、2位の直接対決のスタメンはGK権田修一、最終ラインは右から酒井宏樹、植田直通、吉田麻也、長友佑都。ダブルボランチに柴崎岳と遠藤航。右に伊東純也、左に原口元気、トップ下に南野拓実。ワントップに永井謙佑が入る4-2-3-1でスタートした。

立ち上がりの日本は劣悪なピッチ、スタンドの大歓声、積極的なキルギスの攻撃の前に、後手に回る時間が続く。

前半17分には永井が左サイドを突破し、クロスをあげる。GKが弾いたボールに原口が飛び込むが、シュートは打てない。直後の18分には南野が巧みなドリブルで相手をかわしてシュートを打つが、GKのファインセーブに阻まれた。

キルギスの決定機は前半32分。左サイドをドリブルで突破し、遠藤をかわして中央へクロスを送る。ゴール前に走り込んだサギンバエフがダイレクトで合わせるが、GK権田の正面を突いた。日本にとっては肝を冷やす場面だった。

前半40分、ペナルティエリアで南野がGKに倒され、PKを獲得。これを南野が落ち着いて決め、W杯予選開幕から4試合連続ゴール、自身は日本代表5試合連続となるゴールを記録した。

流れが悪い中で、前半を1点リードで折り返した日本。後半8分には、遠藤が倒されて得たフリーキックを原口が決めて2対0。キルギスを突き放す。

後半23分には、ムルザエフにゴール前で反転されてシュートを打たれるが、GK権田が足に当ててブロック。ゴールを死守する。

後半33分、伊東、遠藤に替えて中島翔哉、山口蛍を投入。後半42分には、永井を下げて鈴木武蔵を送り込んだ。

最後までGK権田、キャプテン吉田を中心に守りきった日本。2対0でキルギスを下し、グループ首位の座を盤石のものにした。

試合後、森保一監督は「完全アウェイの中、難しい戦いだったが、選手たちが粘り強くタフに戦ってくれた」と振り返り、先制ゴールの南野は「(PKは)決めてやろうという気持ちでした。最低限の結果は出せた。難しい試合でしたけど、勝てて良かった」と落ち着いて語った。

日本代表の次戦は19日(火)19時25分キックオフのキリンチャレンジカップ・ベネズエラ戦。試合はフジテレビ系列で生中継される。