第98回全国高校サッカー選手権県大会の決勝が9日、甲府市小瀬町の山梨中銀スタジアムであり、日大明誠が連覇を狙う日本航空を延長戦の末、1―0で破り、悲願の初優勝を果たした。12月30日に駒沢陸上競技場(東京都)で開幕する全国大会に出場する。

 試合は一進一退の展開。日本航空は豊富な運動量を生かしたサイド攻撃でゴールに迫り、日大明誠は早いカウンターやロングスローで攻めた。しかし互いに堅守が光り、両者無得点で延長戦へ突入した。

 PK戦かと思われた延長後半4分、日大明誠のDF西野隼人選手(3年)の右サイドへのロングボールにMF五十嵐圭暉選手(2年)が反応。ゴールライン際で相手守備の一瞬の隙をついてボールを奪い、ゴール前へ折り返すと、走り込んだ途中出場のFW子安魁選手(3年)が直接ゴール右角に決め、これが決勝点になった。