2020年東京五輪のマラソン・競歩を札幌市に移す決定をめぐり、東京都議会の特別委員会が8日に開かれた。都側が議会で質疑の場を設けたのは初めてで、移転に関する国際オリンピック委員会(IOC)の文書などを公開した。ただ、移転の経緯や費用負担については、不透明さが残ったままだ。

■組織委、都に4日後伝達

 札幌移転は、IOCが計画を発表する10月16日の5日前の段階で大会組織委員会と「協議」をしていたが、都には知らされていなかった――。この日の特別委では、そう記載されたIOC側の文書の存在が明らかになった。