9日から東京で開かれる第16回全国視覚障害者卓球大会に、三重県名張市百合が丘東1番町の森澤吉行さん(58)が4年連続で出場する。「過去最高のベスト4が目標」と意気込む。

 出場競技は音がする球を使うサウンドテーブルテニス(STT)。40代で病気のために中途失明し、7年ほど前に友人に誘われてSTTを始めた。競技者がいなかった名張で仲間を増やし、今では視覚障害のある7人のほかに目の見える晴眼者8人も加わり、市内の施設で練習に励む。

 森澤さんは「球のスピード変化やコースを組み合わせ、相手との駆け引きが面白い。障害のある人と晴眼者がコミュニケーションをとって楽しめるのも魅力」と話す。大会を前にした10月30日に、名張市役所を訪問。懇談した亀井利克市長に健闘を誓っていた。(吉住琢二)