岩手県奥州市の奥州いさわカヌー競技場で4日、東京五輪に向けたスペイン・カヌーチームの合宿が始まった。初日は合宿所近くでカヌー教室も開き、地元の子どもたちに高度な技術を披露した。

 教室には子どもや保護者ら16人が参加。冷たい秋風が吹く中、カヌーに乗り込んだ。トップ選手のスピードを目の当たりにすると大きな歓声を上げていた。競技歴1年半の水沢高1年の千葉悠里さん(16)は「トップ選手、しかも海外選手と触れあう機会は少ないので貴重な経験」と話した。

 カヌー教室で妙技を披露したデビッド・ヨレンテ選手(22)は、今年9月の世界選手権で2位に入ったつわもの。奥州いさわカヌー競技場について「見渡す限り自然の中で、川の流れもサイコーだ」と興奮した様子で話していた。合宿は8日まで。(大西英正)