かつて忍者が修行したとされる伊賀の山々を駆け抜ける「忍者トレイルランニングレース」が3日、三重県伊賀市上阿波の「大山田温泉さるびの」を発着点に開かれた。3回目の今回はスペイン、台湾など国内外を含めて1009人が参加し、思い思いのペースで豊かな自然を楽しんだ。

 地域活性化をめざして、トレラン愛好家らでつくる実行委員会が企画した。霊山(標高765メートル)などの山々を上り下りするロング(48キロ)のほか、ショート(18キロ)、ファミリー・キッズ(3キロ)の各コースでタイムを競った。

 脚に自信のある432人が挑んだロングでは午前7時、忍者の衣装などを着た参加者らが一斉にスタート。正午前、大阪府の陸上自衛隊員大杉哲也さん(37)が4時間52分39秒でゴールし、2017年に続いて2回目の優勝を果たした。レース終了後、「力を出し切ることができて良かった。地元の人たちや仲間の応援が力になった」と笑顔を見せた。