全国高校駅伝の県予選が3日、嘉麻市の嘉穂総合運動公園周辺コースであった。男子(7区計42・195キロ)は自由ケ丘が2時間5分49秒で初優勝。女子(5区計21・0975キロ)は筑紫女学園が1時間9分35秒で5連覇を果たした。両チームは、12月22日に京都市で行われる全国大会に出場する。

 男子は自由ケ丘と昨年覇者・大牟田が優勝争いを演じた。3区までは抜きつ抜かれつの展開。自由ケ丘は4区松並昂勢選手(3年)が区間新の走りで大牟田を逆転し、突き放した。昨年まで3年連続の2位で、塚田翔伍主将(3年)は「今年こそは全国に行こう」とチームを鼓舞してきた。中学まではサッカー部の塚田君。岸本隆雄監督は「彼の努力する姿はチームに良い影響をもたらす」と主将に抜擢(ばってき)した。6区では区間新の快走でチームを初の都大路に導いた。「苦しかったけど報われてうれしい」と、喜びをかみしめた。

 女子は筑紫女学園と北九州市立がレースを引っ張った。北九州市立1区の酒井美玖選手(2年)がスタートから飛び出し、第一中継所では2位に29秒差をつけてリード。追う筑紫女学園は、長尾育子監督が「勝負所」として起用した市原沙南(さな)主将(3年)が3区で逆転。2位以下を大きく引き離した。市原主将は、「優勝はうれしいが、ここからがスタート。みんなで1秒を大切にして全国で入賞したい」と気を引き締めた。