ラグビーワールドカップの決勝が2日、横浜国際総合競技場(横浜市港北区)であった。会場に近い新横浜駅前では試合前、対戦するイングランドと南アフリカの国歌や応援歌を歌う催しがあり、通りかかったユニホーム姿の観客らも一緒に歌声を響かせた。

 出場国の国歌などを歌う企画は、元日本代表主将の廣瀬俊朗さんが発案。音楽家の村田匠さんらが賛同し、大会を通じて行われてきた。この日は市立新橋小(泉区)の6年生約30人が、歌詞カードを手にした観客らと一緒に歌った。初見岳飛(やまと)さん(12)は「南アフリカ国歌は長くてリズムも難しかったけど、今日はうまく歌えました」。

 イングランドの応援歌「God Save The Queen」を一緒に口ずさんだのは、ロンドンから交際相手と来たニール・バトラーさん(55)。「正直イングランドが決勝まで来るとは思わなかった。今日は接戦になるだろう」。3週間の滞在で大阪、広島、福岡などを旅した。「初来日だけど人々は親切で街は美しく、日本は素晴らしい。必ずまた来るよ」と語った。