(ラグビーW杯決勝、南アフリカ32―12イングランド)

 決勝の最優秀選手に選ばれたのは日本のトップリーグ・クボタに所属する南アフリカのナンバー8、フェルミューレンだった。試合開始早々、敵陣深くで密集からボールを奪い取る「ジャッカル」を試み、相手の反則を誘った。これが先制PGにつながり、試合を優位に進めるきっかけをつくった。ボールを持てば目の前に相手が2、3人いても前進し、チームに推進力をもたらした。

 試合後、「お互いを信じて戦ったことが勝てた要因だと思う。決勝で素晴らしい試合ができた。MVPは信じられないが、優勝したことが何よりうれしい」と話した。表彰式でメダルを受け、仲間とスタンドに「お辞儀」をして回った。

 W杯後には、この日先発したFBルルー(トヨタ自動車)、CTBデアレンデ(パナソニック)ら多くの南ア代表選手が日本のトップリーグ(来年1月開幕)でプレーする。