ウィザーズのドラフト1巡目ルーキー八村塁が、連日の活躍を見せている米プロバスケットボールNBA。同じ競技でありながら、国際バスケットボール連盟(FIBA)とはルールがいろいろと違う。

 八村にとって今季4試合目の出場となった30日のロケッツ戦で、初めて決めたのが3点シュート。ゴールから一定の距離に敷かれたラインの外から放つことで、通常は2点のシュートに1点が加算される。NBAのラインはゴールリングの中央から最も離れたところでおよそ7・2メートルの位置にあるが、これは、FIBAルールよりも約50センチ遠くに設定されている。その分、難易度も高くなる。

 試合時間は1クオーター12分の計48分間で、FIBAの10分計40分よりも長い。選手が退場になる反則数の上限も六つで、FIBAの五つよりも多い。

 近年はFIBAがルールを改正し、NBAに近づきつつある。例えば、ボールを保持してからシュートを打つまでの制限時間。かつてのFIBAルールは30秒だったが、今ではNBAと同じ24秒で運用されている。攻守の切り替えを早くすることで、テンポのいい試合運びが期待できる。

 サッカーのように、世界各地で競技を普及させたいFIBA。NBAが追求するエンターテインメント性を採り入れることで、裾野の広がりを加速させたい考えだ。(清水寿之)