日本時間28日、FIFA U-17W杯初戦がブラジルで行われ、U-17日本代表がU-17オランダ代表と対戦。日本は西川潤と若月大和のゴールにより、3対0で快勝。欧州王者相手に堂々たる戦いを見せ、白星スタートを飾った。

初戦から、優勝候補の一角オランダとの対戦となった日本。スタメンはGK鈴木彩艶、最終ラインは右から畑大雅、鈴木海音、半田陸、中野伸哉。ダブルボランチに藤田譲瑠チマと田中聡。左に三戸舜介、右に成岡輝瑠。2トップに若月大和と西川潤が入る4-4-2でスタートした。

立ち上がりから、ボールを支配したのはオランダ。U-17欧州選手権優勝チームは各ポジションにタレントを揃え、高い技術とキックの質を武器に、日本陣内に攻め込んでいく。

日本は最終ラインのキャプテン半田を軸に粘り強く対応すると、前半21分に決定機を迎える。最終ラインの裏に抜け出した若月がヒールで落とし、西川が左足を振り抜くが、シュートはわずかにゴール左。最初につかんだビッグチャンスだったが、ゴールの枠を捉えることはできなかった。

直後の23分にも西川が抜け出し、GKと1対1の場面を迎えるが、オランダの固い守備を崩すことはできない。前半31分には三戸、若月とつないで、右サイドの成岡がフリーでシュートを打つが、ゴールの枠を外れた。

そして前半36分、日本がオランダゴールをこじ開ける。西川のスルーパスを受けた若月がゴール左にシュートを流し込み、立て続けに作ったチャンスをついに活かす。先制ゴールの若月は、前半40分、44分と鮮やかなドリブル突破からシュートに持ち込むなど、ポテンシャルを存分に発揮する。

後半に入ると、オランダは攻撃の選手を交代し、個の突破からチャンスを作ろうとするが、日本は落ち着いて対応。後半24分には、西川のパスを受けた若月が1点目と同じような形で持ち出してシュートを打つ。これをゴール左に流し込み、守備に追われる日本にとって大きな追加点をゲットした。

後半32分、若月の浮き球パスが相手の腕に当たり、VARによってPKを獲得。これを西川が落ち着いて決めて3対0。後半35分には若月と三戸を下げて、田村蒼生と唐山翔自を投入。後半40分には、成岡に替わり、中野桂太が入った。

オランダも反撃を仕掛けるが、GK鈴木を中心にゴールを守った日本。優勝候補のオランダを相手に3対0で快勝し、決勝トーナメント進出に向けて、大きな意味を持つ勝点3を手にした。

試合後、森山佳郎監督は「考えられる最高の結果。攻撃力の高いオランダをゼロに抑えたのは手応えを感じる。一番強いと思うチームにこれだけやれたのは自信につながる。素晴らしい勝利だった」と、満足気に振り返った。

2ゴールの若月は「チーム一丸となって、こういう結果が出たのはうれしい。2ゴール、3-0は予想していなかったが、後半の出だしもきついところがあったので、自分が決めてチームを楽にさせたい。絶対に決めてやるという気持ちだった」と、晴れ晴れとした表情で語った。

日本の2試合目、アメリカ戦は30日8時にキックオフを迎える。