ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会でニュージーランド(NZ)代表「オールブラックス」が敗北したことを、地元紙ニュージーランド・ヘラルドは27日、朝刊の1面を全面黒塗りにして報じた。

 世界ランキング1位のNZは、26日に行われた準決勝で同2位のイングランドに19-7で敗れた。史上初の3連覇を狙っていたが、前半無得点に抑えられるなど終始劣勢だった。

 この結果を受けて同紙は26日夜、電子版で「世界の終わり!」「NZでは今後、数週間、数カ月、何が悪かったのか批判が絶えないだろう」と速報。さらに27日付の朝刊は、新聞題字と広告を除いて1面全面を黒く塗りつぶし、中央に白抜きで「オールブラックスのW杯は終わった。もし、もっと読みたければスポーツ面へ」という文章だけを載せた。

 この紙面について、同紙は「誰も語りたくないという気持ちを表した」「NZ人が誰も読みたがらないニュース」などと説明。一方、イングランドの戦いぶりについては、「圧倒的だった」と称賛した。(ジャカルタ=野上英文)