三重県名張市が驚くような市民の活動をたたえる「あれっこわい認定」に、同市上小波田で剣道を教える「修徳館山下道場」が選ばれた。門下生の年の差は63歳という幅広い世代が一緒になって鍛錬に励む、息の長い活動が評価された。

 道場は、大阪から名張に転居してきた山下修司館長(70)=教士7段=が1987年に開いた。当時は校内暴力などで学校が荒れていた時代で、子どもの健全育成に貢献したいと考えたのがきっかけという。

 最初は小中学生に教えていたが、やがて送り迎えする親たちが練習に加わり、口コミで様々な年代の市民が来るようになった。現在の門下生は9歳から72歳までの約50人。毎週土曜夕方と日曜午前に練習があり、夏には合宿もする。