大分市の中心部で最近よく流れている英語の曲。実は松任谷由実さんの名曲「ノーサイド」の英語版だ。歌っているのは歌手のMay J.さん。ラグビーワールドカップ(W杯)に合わせ、大分がラグビーの盛んな町であることを国内外に発信しようと大分市が作った。

 「ノーサイド」は1984年12月発表のアルバムに収録された曲で、歌詞の内容が同年1月に近鉄花園ラグビー場(現・東大阪市花園ラグビー場)であった全国高校ラグビー大会決勝のドラマと重なると言われる。決勝では天理高校(奈良県天理市)と大分舞鶴高校(大分市)が対戦。試合終了間際、ゴールキックが決まれば引き分けで両校優勝という場面で大分舞鶴の選手がキックを外し、16―18で敗れた。

 英語版の歌詞は過去にカバーされた時のものを使い、市のイベントに度々参加していて縁があったMay J.さんに歌唱を依頼した。曲はW杯期間中、市中心部の商店街や「祝祭の広場」、百貨店などで流す。市役所でも平日午前11時と午後2時にかけられている。CD化の予定はないという。