世界8カ国で争う車いすラグビーの「ワールドチャレンジ2019」が16日に東京体育館で始まる。こうした国際大会を、ラグビー・ワールドカップ(W杯)の期間に合わせて同じ開催地で実施するのは初めてで、2016年リオデジャネイロパラリンピック王者の豪州、銀メダルの米国などが参加する。W杯で初の決勝トーナメント進出を決めた日本代表に負けじと、車いすラグビーの代表も世界の強豪と熱戦を繰り広げる。

 日本は15日、翌日のブラジル戦に向けて最終調整を行った。エースの池崎大輔は、W杯日本代表の躍進に刺激を受けたといい「競技の違いはあるが、体を張ったり、最後まで粘り強く戦い抜いたりするプレーが多くて、モチベーションを上げてくれた。自分たちも結果を出して、車いすラグビーの風を吹かせていくのが使命だと思う」。

 今大会は、20年東京パラリンピックの試金石にもなる。「W杯がいい形でつないでくれたので、自分たちも車いすラグビーの魅力を伝えられるような試合ができたらなと思う。たくさんの人に国際試合を見て頂いて、ファンになってもらって来年へつなげたい」

 ワールドチャレンジは4カ国ずつ2組の1次リーグを戦い、各組の上位2カ国が19日の準決勝へ。決勝は、W杯の日本―南アフリカ戦がある20日に行われる。