ラグビー・ワールドカップ(W杯)の日本対スコットランド戦が行われた13日夜、都心の有楽町(千代田区)に設けられたファンゾーンに多くの人たちが集まり、大画面に映された熱戦に歓声をあげた。台風19号で都内でも多摩川の氾濫(はんらん)など被害が続く中、計画運休明けの交通機関を乗り継いで来た人もいた。

 台風の影響でファンゾーンの開催が決まったのはこの日の正午前。ファンらは開催決定前から列を作り、午後6時予定の開場が前倒しされた。列の先頭は千葉県市原市の会社員高橋守さん(56)で、試合が中止か開催かが決まっていない午前9時半から並んだという。

 友人の子どもを連れて親子4人で来たという50代の会社員女性は「今回の台風でいろいろ被害を受けた人たちがいる状況だからこそ、日本にがんばってもらいたい」。グループリーグ1位で決勝トーナメント進出ならば、次の準々決勝のチケットを持っている。「ぎりぎりでも勝って」と応援した。