大相撲の秋巡業「甲府場所」が12日、甲府市大津町のアイメッセ山梨であった。台風19号が接近する中での開催となったが、約3900人が甲府市出身の竜電らに声援を送った。

 竜電はけがで一時は序ノ口まで番付を落としたが、7月の名古屋場所を新三役で臨んだ。この日の取組では妙義龍を上手投げで破り、「九州場所では2桁勝利で三役に戻れるようにしたい」。甲府市の中学1年、松村祥英君(12)は手紙を渡し、「上をめざして頑張ってほしい」と話した。

 取組中、観客の携帯電話から土砂災害警戒情報などの警報アラームが鳴り、不安そうに画面に目を落とす姿が見られた。台風の接近に伴い、終了時間は予定より1時間繰り上げられた。(玉木祥子)