◆2019 セノン クライマックスシリーズ・セ 最終ステージ第3戦 巨人6―7阪神(11日・東京ドーム)

 最高の感触が両手に広がった。打球がバックスクリーンで弾むと、陽岱鋼は大歓声に包まれながらダイヤモンドをゆっくりと一周した。3回に代走から途中出場し、迎えた2点リードの4回1死での1打席目。左腕・島本の初球を豪快に振り抜き、CS1号ソロを放り込んだ。「打ったのはストレート。初球から積極的にいこうと思っていました。最高の結果になって良かったです」。一時はリードを3点に広げる一打に、一塁ベンチも大きく沸いた。

 チームは逆転負けを喫したが、アドバンテージの1勝を加えて3勝1敗で優位な状況に変わりはない。台風19号の接近に伴い12日の試合は中止となったが、チームは非公開で調整する予定。「明日しっかり練習をして、(4戦目を)勝てるように頑張ります」と背番号2。パンチ力のある打撃で次こそチームに勝利をもたらす。