広島・安部友裕内野手(30)が11日、マツダスタジアムでの秋季練習に参加し、外野に挑戦した。午前中の全体練習終了後、中堅と左翼の守備に就いて、広瀬外野守備走塁コーチのノックを受けた。

 「自分からお願いしました。外野もできれば幅も広がる。出場機会も増える。どうやったらチームに貢献できるかと考えたときに、外野もやっていれば打席にも立てる」

 114試合出場で打率・254、8本塁打、28打点の今季は「試行錯誤してくうちに143試合が終わった感じ」と不完全燃焼に終わった。サヨナラ打などで存在感を示した一方、三塁レギュラーに定着できず、来季の巻き返しへ燃えている。

 首脳陣は安部の意欲を買う。佐々岡新監督が「秋にいろいろチャレンジしてみたら」と背中を押せば、マンツーマン指導した広瀬コーチも「今日は動きや構え方、癖を見た。外野の一歩目、考え方をアドバイスしていく」と手助けを約束した。

 「サードのレギュラーを取りに行くスタンスは変わらない」と安部。貪欲な姿勢で出場機会を求めていく。