「秋華賞・G1」(13日、京都)

 近年はローズS以上に重要なステップとなった紫苑S。同レースは16年に重賞に格上げされて以降、16年の2着馬ヴィブロス、17年の勝ち馬ディアドラがそのまま本番を制覇している。

 今年は2着馬フェアリーポルカに妙味ありだ。惜しくも鼻差敗れたが、競馬後に「追いだしを待たされた分ですね」と三浦が振り返るように、内容的には勝ちに等しいものだった。11日朝は栗東CWを1周。事前発表馬体重492キロ(前走比プラス2キロ)に、菊本助手は「体重はあまり変わらないが、体は締まっている。一度使われて心肺機能もいい」と上積みを強調する。

 投票所に姿を見せた西村師が引き当てたのは6枠11番。抽選段階では欲しかった2、3、6番がまだ残っていただけに、「うわ~」と思わず眉間にしわを寄せたが、ポルカが挙げた全2勝はいずれも緑帽でのもの。吉兆と言えなくもない。指揮官はすぐに気を取り直し、「どこでも競馬ができるタイプですし、スタートは上手。夏を越してからの成長もあって状態は抜群。やることはやったので」と仕上がりに自信をのぞかせた。磨かれたレースセンスを武器に、大舞台で再度の激走をもくろむ。