「秋華賞・G1」(13日、京都)

 春は無冠に終わった2歳女王ダノンファンタジーが、最後の1冠で再び頂点を目指す。中内田師も「厩舎一丸となって調整をしてきた。何とか、この秋華賞を」と力を込める。

 オークス5着以来となった前走のローズSでは、レコード勝ちで存在感を示した。スローペースの中、馬込みできっちり折り合い、ラストは上がり3F33秒1の末脚を繰り出した。2着馬とはわずか首差だったが、着差以上の強い勝ちっぷりだった。

 春からの成長度に、トレーナーは「最終追い切りでも我慢ができていたし、精神的に大人になっている」と手応えをつかむ。これまでは調教で何度も頭を上げるシーンもあったが、この秋はその回数が減った。その分、レースに集中できるようになったのが大きい。

 決まった枠順は最内の1枠1番。猿橋助手は「枠順はどこでも気にしていません。レース展開については先生とジョッキー(川田)が話し合って決めるでしょう。まずは与えられたところで、ベストを尽くすだけです」と平常心を強調した。

 11日朝は師が自ら手綱を取って、栗東CWを1周半。多少頭を上下するしぐさは見せていたものの、ペースが上がるごとに落ち着いた走りに。「この中間、コントロールに重点を置きながら調整をしてきた。いい結果が出てほしい」と同助手も力を込める。ラスト1冠は譲れない。