「セCSファイナルS・第3戦、巨人6-7阪神」(11日、東京ドーム)

 阪神が意地の1勝。アドバンテージを含め、1勝3敗とした。

 試合を決めたのは大山だった。6-6の九回、右翼席への決勝弾。矢野監督は「うれしいです」とうなずきながらも「よく打ったんだけど、一人じゃないよね。こんなゲームはひとりでできない」と、一丸での勝利を強調した。

 1-4と苦しい状況から五回は高山、梅野、近本の適時打で劣勢をはね返した。六回以降はリリーフ陣の我慢比べとなったが、岩崎、藤川が踏ん張った。

 残り3試合、引き分けも許されない状況は続く。「また思い切り楽しんでジャイアンツを冷や冷やさせたいなと思います」と述べる一方で、「1個でいいと思っていない。4つ取ります」と宣言。シーズン終盤から演じてきたミラクル劇は、まだ終わらせない。