「セCSファイナルS・第3戦、巨人6-7阪神」(11日、東京ドーム)

 阪神が意地の1勝。アドバンテージを含め、1勝3敗とした。

 試合を決めたのは大山だった。6-6の九回、無死。中川から右翼席最前列へ運ぶ、値千金の決勝ソロ。2試合ぶりのスタメン起用に応え、チームに大きな1点をもたらした。

 虎の大歓声を背に、ヒーローインタビューを受けた大山は「負けられない気持ち。自分自身流れに乗りきれていなかったが、そんなのは関係なく自分のスイングをしようと。結果ホームランになってよかったです」と安どの笑み。打った瞬間の手ごたえについては「入ってくれと思って走っていた。入ってくれて良かった」とうなずいた。

 厳しい状況には変わりはないが、阪神はシーズン終盤から逆境をはね返してここまできた。大山は「あきらめることはない。最後までがんばります」とチームの思いを代弁した。