◆パーソル クライマックスシリーズ・パ 最終ステージ第3戦 西武0―7ソフトバンク(11日・メットライフ)

 ソフトバンクの千賀滉大投手(26)が絶対的エースの貫禄を見せた。圧倒的な得点力でリーグ連覇を達成した西武打線を相手に、8回2安打無失点、126球で10奪三振。力でねじ伏せるような投球を見せ、チームは3年連続日本シリーズ進出に王手をかけた。

 7回4失点で黒星を喫した楽天とのCS第1ステージ初戦(5日・ヤフオクD)から中5日。千賀が圧巻の投球を披露した。第2戦で7点ビハインドから2点差まで追い上げるなど、上り調子とみられた強力打線を寄せ付けず、三塁すら踏ませなかった。

 許した安打は初回先頭の秋山(右前安打)と、8回2死の源田(一塁内野安打)だけ。ヒーローインタビューに呼ばれた育成出身のエースは「とにかくモイネロと森さんを休ませようと、それだけを思ってマウンドに上がりました」と自覚を口にした。

 打線も初回に中村晃の2戦連続先制打などで序盤から援護。1番の牧原は2回に2点二塁打、4回には右越え2ランを放ち、4打点と大暴れした。12日は台風接近のため試合中止。13日の第4戦に勝てば、ソフトバンクは3年連続日本一への挑戦権を得る。