自転車BMXレースの東京五輪テスト大会が11日、本番会場の東京・有明アーバンスポーツパークで行われた。五輪のトラックとしては最長だという約450メートルで、一般的な下り傾斜ではなく平らな形状が特徴のコースだという。日本代表の三瓶将広コーチは「コースが長くて(傾斜がなく)スピードが出ない分、体力が要る」と説明した。

 女子は五輪女王や世界女王が参加する中で、日本人の母と英国人の父を持つ榊原爽(さかきばら・さや、20)=オーストラリア=が制した。「優勝は想像してなかったのでうれしい」と驚きの表情。初めて五輪本番会場を走り終え、「すごく難しい。体力が要る。(キツくて)今ヤバイ」と息を切らしながら、コースの印象を明かした。

 ゴールドコースト出身で、2歳から小学1年までは東京・府中市で育った。“第2の故郷”で開催される東京五輪に向けて、現在オーストラリア代表候補のトップを走っており、「(五輪では)ゴールドメダルを目指します」と笑った。