◆W杯アジア2次予選 日本 6―0 モンゴル(10日・埼玉スタジアム)

 10年ぶりの余韻に浸った。前半33分。タイミングを見計らいゴール前に走り込んだ長友はMF伊東のグラウンダーを冷静に押し込み、チームの3点目を奪った。「点の取り方も、喜び方も忘れていた」と、ぎこちない笑顔とハイタッチを繰り返し、09年10月8日のアジア杯予選・香港戦以来10年ぶりの代表通算4点目を喜んだ。

 FW岡崎慎司(33)=ウエスカ=を抜き単独3位となる日本代表通算120試合目の出場を達成。日本代表デビューを飾った08年5月24日のコートジボワール戦から11年以上たつが、「いろいろな食材と合い、かめばかむほど味が出る白米のようになりたい。いろいろな選手と組んで、いろいろな相手と対戦し、対応したい」とマンネリとは無縁だ。

 この日は前半だけでシュート2本を放ち、普段とは違うスタイルを披露。「今まではクロス一辺倒だったりしたが、世界的に見ても良いサイドバックはアシストだけじゃなく点も取れる。もっと怖い選手になりたいし、新しい長友を見せていきたい」。35歳で迎える22年カタールW杯に向け、不可欠な存在であることを証明し続ける。