セ、パ両リーグは10日、台風19号の接近に伴い、交通機関の計画運休などが予想されるため、12日に予定されていたCS最終ステージ(S)第4戦の巨人・阪神(東京D)を順延、西武―ソフトバンク(メットライフ)を中止すると発表した。

 巨人球団広報部は「お客様の安全確保を最優先した上での決断です」と説明した。CSでドーム球場の試合が中止になるのは14年パ・リーグ第1S、オリックス・日本ハムの3戦目(京セラD)以来2度目で、セ・リーグでは初めてとなる。巨人は12日は非公開で調整する方針だという。

 11日に阪神が勝って巨人の日本シリーズ進出が決定しなかった場合、第4戦以降は1日ずつ繰り下げて開催される。13日の第4戦、14日の第5戦がともに午後2時開始、15日の第6戦は午後6時開始となる。また、チケットは、券面に記載されている日時ではなく「第〇戦」の試合で有効になる。12日の第4戦のチケットは順延となる13日の試合で有効。第5戦以降の試合も1日ずつ繰り下げて有効となる。

 パ・リーグは対応が異なり、中止試合の12日のチケットは払い戻す。振り替え試合は15日午後6時開始で、同戦のチケットは13日から先行販売する。メットライフの中止は、台風が接近した13年9月16日のロッテ戦以来。

 また、パ・リーグは、交通機関復旧の遅れが予想されるため、13日の試合開始時間を午後1時から午後2時に変更した。

 ◆ポストシーズンのドーム球場の中止 14年10月13日のCS第1S、オリックス・日本ハム戦(京セラD)は、台風19号接近のため、観客の安全を考慮し中止。日本シリーズでは、04年10月20日、西武・中日戦(西武D)が台風23号接近で、観客の安全を考慮し、中止した例がある。