「W杯アジア2次予選、日本6-0モンゴル」(10日、埼玉スタジアム)

 モンゴルに大勝し2次予選2連勝とした日本の森保一監督が試合後の会見に出席した。自身が監督に就任してから主に右MFを担ってきた堂安ではなく、伊東を起用したことについての質問に答えた。

 伊東は持ち前のスピードを生かした縦への突破からクロスを入れ3アシストと勝利に貢献した。起用の狙いを問われた森保監督は、「まずは今日の選手起用に関しては、今日だけではないが、1つの考え方だけではなく、今日の先発を決める時も戦術的な側面、コンディション、勝利するためにどのようなことが試すことができるか、答えがアバウトになってしまうが、いろいろなことを考えての選手起用になりました」と説明した。

 プレーへの評価については、「伊東については、彼は今、(所属するベルギーのゲンクで)CLでもプレーしている。より高いレベルで戦っている自信を今日出して、プレーで表してくれたと思います」と語った。

 また、チームとしてこの日はサイドからの攻撃を徹底した。「モンゴルが、これまでの日本代表の戦いを分析して固い守備をしてきたということがあると思います。中央を固められた時に、サイドにスペースが出てくるので、そこを選手が試合の流れ、状況を考えてスペースを見つけて攻撃をしかけてくれたと思います」と分析した森保監督は、「選手たちに、試合前に話したのは相手のリトリート(直訳すると「撤退」、サッカー的には引いて守ることを優先する、という意味で用いられることが多い)した守備を崩すために、何が必要か賢くやっていこうと話した」としており、狙い通りだったことをうかがわせた。

 個々の選手の技量差があったという側面もあったと言えるが、外を崩した以外にもミドルシュートを放つ場面もあり、工夫はしていた。「印象で中央突破は少なかったかもしれないが、まずは縦を狙っているから相手がさらに中央を閉めてくる、ミドルシュートを狙う、揺さぶる、セットプレーなど、選手たちがアイデアを出してくれたと思う」と評価していた。