◆プロボクシング 東洋太平洋&WBOアジアパシフィックライト級王座決定戦12回戦 〇吉野修一郎 TKO1回2分10秒 ハルモニート・デラ・トーレ●(10日、東京・後楽園ホール)

 日本ライト級王者・吉野修一郎(28)=三迫=がボディー連打からの左フックでフィリピンの強豪を倒し、デビューから11連勝(9KO)。アジアの2タイトルを獲得し、アジア3冠となった。

 「4回まではしっかりガードしようと思っていたけど、戦っているうちに、左フックが入るなと思って…。パンチには自信があるので、当たれば倒せると。思い切り振り抜きました。相手はスピードはあったけど、思ったほどパンチはなかった」。デラ・トーレは20勝12KOを誇り、「ハンマー」の異名を持つハードパンチャーで、フィリピンのスーパーフェザー級王座やWBF世界同級王座(日本非公認)などのタイトルを持っていた。それだけに新王者は「気持ちよかった。3本取れてぜいたくです」と喜びを表した。

 米国での武者修業で「日本にはない戦い方などを経験できたのはよかった」と話し、国内でも世界3階級制覇王者のホルヘ・リナレス(帝拳、ベネズエラ)らとのスパーリングで力をつけてきた。「これで世界ランクに入ると思うので、もっと『ヨシノ』という名前を世界にとどろかせたい。次は違うベルトを目指します」と夢を広げていた。