ロッテは10日、BC富山のホセ・フローレス投手(30)とルイス・ラミレス投手(27)の入団テストを行った。ZOZOマリンで岡、宗接、藤岡を相手としたシート打撃に登板。井口監督をはじめ、首脳陣をうならせる部分もあった。

 ベネズエラ出身のフローレスは191センチ、120キロの長身右腕。打者12人に対し、最速150キロの直球とスライダーを武器に2安打、3奪三振、1四球。「すごくよかった。チームにこういう機会を与えてもらえて感謝している。日本のプロ野球に入ることを目標に日本に来た」と充実した表情を浮かべた。

 一方、ドミニカ共和国出身のラミレスも192センチ、110キロとがっちりとした体験の右腕。打者12人に対して6安打を浴びたが、ツーシーム系のクセ球や打者の手元で動くボールを織り交ぜ、ゴロを打たせるなど持ち味は見せた。「BCリーグの最終戦が9月の8日。それ以来の実戦だったが、いい感じでした。日本でプロで成功したい」と目を輝かせた。

 松本球団本部長は「今年は後ろの投手を補強しないといけない。独立リーグでは先発だったが、後ろでの適正を見た」とチェックポイントを明かし、「日本でプレーしているのでクイックとか制球に苦しむ感じではない。他の補強もあるので今すぐに合否を決めることはないが、今日のところは良いものを見せてもらった」と評価。井口監督も「良い感じの球もあった。球団と話し合ってからですね」と説明した。今オフの補強は終盤の勝ちパターンを担える救援補強が命題。検討を重ねつつ、来季の戦力を整えていく。