楽天・平石洋介監督(39)が10日、仙台市内の球団事務所を訪れて石井一久GM(46)らと会談し、1年契約満了で今季限りの退任が決定した。

 平石監督は1軍ヘッドコーチだった昨季途中に、梨田前監督の辞任に伴い監督代行を務め、昨オフに球団の生え抜きとしては初となる監督へ就任していた。今季はシーズン142試合目に3位でのCS進出を決め、昨季の最下位から躍進。ただ、CSファーストSはソフトバンクに1勝2敗で敗退した。

 石井GMは「中長期的に優勝を目指せるチームを作っていかないといけない。バントやスクイズの精度、走塁を含めた意識改革はチームに長くある課題。指導者には得意分野があるので、この課題に、よりカテゴリーが合う方に来ていただく必要があると考えた」と説明。次期監督には三木肇2軍監督(42)の昇格が有力で、一両日中に発表される。

 その上で、平石監督へ2軍統括というポストをオファーしたことには「以前から作りたいと思っていた。2軍で僕のようなポジションをやってもらいたい。平石監督しかいないと思った」と理由を明かした。

 平石監督は会談後に報道陣に対応し、「来年の監督のオファーはないということだった。1年契約ですし、評価は人がすることなので」と話した平石監督。球団からは、新設される2軍統括でのフロント入りをオファーされたが「ゆっくり考えようと思う」と答えは保留した。