今季国内FA権を取得した広島・会沢翼捕手(31)が10日、マツダスタジアムで記者会見を開き、広島残留を表明した。FA権は行使しない。

 会沢は今月5日に全日程終了後初の交渉に臨み「球団ともいい話し合いをさせてもらっています。なるべく早く決められたらいいと思います。後々しっかりしゃべります」と発言。6日には佐々岡新監督から直接電話で残留ラブコールを受け、「力が必要だという話をいただきました」と感謝。「FA行使の材料になる?全然あります」と話していた。

 球団も全力慰留する方針を示していた。会沢が国内FA権の取得条件を満たした5月7日、鈴木球団本部長は「大事な選手、チームの中心なのは間違いない。(残留すれば)これからも10年以上正捕手は安泰。40(歳)までやってもらいたい」と話していた。

 今季は自己最多126試合に出場し、打率・277、12本塁打、63打点。プロ13年目で初の規定打席に達し、「打てる捕手」として不動の地位を築いた。正捕手であり、精神的支柱でもある選手会長の残留は佐々岡新監督にとって何よりうれしいニュースとなった。