パワハラ問題で辞任した湘南の曹貴裁前監督に対し、日本サッカー協会が処分を検討していることが9日、分かった。10日に緊急の技術委員会を開き、処分について話し合われることが決まった。Jリーグがすでにけん責と5試合の公式戦出場停止を科しているが、協会は指導者ライセンスを管理する立場から、指導者S級ライセンスを持つ曹監督の処分を判断する。

 体罰、暴言の根絶を目指す日本協会は今年5月に指導者に対する懲罰規定を改定。違反者には最悪の場合で無期限活動停止、除名処分を下される内容となっている。協会は「アマチュア(の指導者)を想定した規定」と曹監督の問題にそのまま流用することはないとしている。Jリーグの村井満チェアマン(60)は「指導者ライセンスを今後どのように扱うかはJFAサイドのテーマになるかと認識しております」と話していた。